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ロフトベッドや二段ベッド・システムベッドを使っていると、上段の布団やマットレスを上げ下ろしするのがとても大変です。特にこの上げ下ろしを難しくしているのが、転落防止柵(サイドガード)です。転落防止柵がある分だけ布団やマットレスをより高く上げる必要があるのですが、それがまた一苦労。
実際にマットレスや布団の上げ下ろしをしたことのある人なら、一度は「せめてこの柵さえなければ、もっと上げ下ろしが楽なのに」と思ったことがあるのではないでしょうか。なら、この邪魔な柵をなくしてしまおう! ということで、今回紹介するのは、取り外しの出来る簡易型ベッドサイドガードです
右写真に写っているのが、簡易型の転落防止柵(ベッドサイドガード)です。現在ベッドに付いている転落防止柵は、頑丈にネジ止めされていて、簡単に外すことは出来ません。でもこの簡易型サイドガードならネジ止めせずに利用できるので、布団の上げ下ろし時には簡単に取り外すことが出来ますよ。
右下写真は、固定されていた転落防止柵を取り外したところです。どうですか? ベッドサイドが広々と開いている上に、柵がない分高さも低くなっているので、とても布団の上げ下ろしが楽そうじゃないですか? 実際とても楽ですし、特に下ろすときは引っ張るだけでいいので、超楽ちんです!
では簡易型サイドガードの使い方ですが、まずは今ベッドに付いている転落防止柵を取り外します。次に簡易型サイドガードを写真のように展開し、床の上に伸びている転倒防止用の脚をベッドとマットレスの間に差し込みます。そしてそのまま一番奥まで差し込めば、サイドガードのセットは完了です。
ベッドとマットレスの間に転倒防止用の脚を差し込んでいるので、寝るときは人間の体重が重しとなるため、サイドガードの上に乗り掛かりでもしない限り絶対に倒れることはありません。ただし、サイドガードはマットレスの下に差し込んでいるだけなので、横から力を加えると簡単に抜け落ちてしまいます。
そこでサイドガードが簡単に抜け落ちないよう、ヒモでくくって固定します。でもサイドガードをヒモでくくってしまうと、今度は取り外すときヒモを緩めるのに困ります。ですのでヒモでくくるのではなく、ヒモの先に付けたS字フック2本を使って固定します(右写真のように二本のフックを使えば、絶対外れません)。
S字フックを2本使うのは、ヒモが張っている状態なら左右から締め付けるようにして引っかかるので、自然に抜け落ちることがないからです。それでもS字フックで止めるのが不安な方は、マジックテープや結束バンドなどでより強力に止めてもかまいませんよ(管理人はS字フックで10年以上大丈夫でした)。
サイドガードを取り外せるようになれば、マットレスや布団の上げ下げはとても楽になります。また管理人の使っているロフトベッドでは、ハシゴを左右どちらでも取り付け出来るようになるという副次的なメリットもありました(元々は、出入り口のある右側にしかハシゴの取り付けは出来ませんでした)。
このように便利なサイドガードですが、欠点もあります。まずネジで固定されていないのでグラグラ揺れますし、ハシゴを上り下りするときはサイドガードを手すり代わりに持つことは(不安定で)出来ません。またベッドとサイドガードの隙間が広いので、寝相の悪い子供は隙間から転落する可能性もあります。
そしてなにより、自分の体重で倒れないように支えているサイドガードなので、自分がサイドガードの上にもたれかかようにして体重をかけると、サイドガードが倒れて(回転して)ベッド下に転落してしまう危険性があります。このため寝相のかなり悪い人には、まったくお勧めできないグッズになります。
このように簡易式のベッドサイドガードには大きなメリットと同時に、大きなデメリットも存在します。もしこのサイドガードを導入しようと思うのなら、しっかりとメリット・デメリットを考えてから導入するかどうか判断してくださいね(ちなみに管理人は、サイドガードなしでもベッドから落ちたことのない人です)。
なお、管理人はかなり昔にホームセンターでサイドガードを購入したのですが、最近はまったく見かけることがなくなりました。もしお近くのホームセンターや家具屋さんで手に入らないときは、楽天市場の価格一覧リンクを用意していますので、コチラから安いお店を探してお買い求めください。
転落防止柵は意外と上げ下ろしの邪魔
そこで取り外し式の柵と交換します
転落防止柵がなければ、上げ下げも楽に
フック2本なら左右から締めて外れません
フックで止めれば、もう抜け落ちません
雑誌をストックできるタイプもあります
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