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今回紹介するのは、右写真の小物収納バスケットとフックを組み合わせた小物入れです。なお今回は、前回紹介した「小物収納バスケット」の続きとなりますので、まだ前回の説明をご覧になられていない方は、まず前回の説明から先にご覧になられることをお勧めします(「小物収納バスケット」を見る)。
では、前回紹介した小物収納とどこが違うのかというと、今回紹介するのは普通のバスケットにフックを組み合わせて使う点です。わざわざ別売のフックを付けるのなら、前回紹介したフック一体型の方が安くて便利そうですが、この方式にはバスケットの色や形・大きさを自由に選べるメリットがあります。
前回紹介した収納バスケットは、種類が少なく色や形・大きさを自由に選ぶことが出来ませんでした。このため収納する物によっては、バスケットが大きすぎたり小さすぎたりする欠点がありました。また色も白か透明しかなく、ベッドや部屋のインテリアに合わせてバスケットを選ぶことも出来ませんでした。
ですが今回紹介する方法なら、豊富に販売されている小物入れ・収納ケース・バスケットなどにフックを取り付けて利用するので、収納する物の大きさや部屋のインテリアに合わせて、バスケットを自由に選ぶことが出来るようになります。これなら形や大きさ・色の違いで困ることはありませんよね。
それでは小物入れを実際に利用する方法ですが、まずは取り付けるフックの用意です。フックは通常のS字タイプではなく、片側が直線になったタイプを選んでください。フックの口幅(ギャップ)は、取り付ける場所の厚みに応じて選ぶので、取り付け場所の素材の厚みを前もって測っておきましょう。
フックを用意したら、次はフックの直線側の口幅を狭くします。口幅の狭い方が、バスケットに密着して安定するからです(S字タイプのフックを利用しないのも、口幅が広すぎて安定しないからです)。口幅はペンチがあれば簡単に狭く出来ますが、ペンチがない場合の作業方法も説明しておきましょう。
まず、雑誌を二冊用意します。この二冊を重ねて床に置いたら、その間にクリップの直線側を立てた状態で挟みます(右下写真参照)。この状態で本の上から体重を掛けると、フックの口は簡単に狭くなります。手の力ではなく自分の体重でフックを曲げるため、まったく力を使わず簡単に作業できます。
この作業で注意する点は、まず利き手でフックを持って離さないこと。手を離して本に体重を掛けると、フックが横を向いてしまい口を狭くすることが出来ません。必ず利き手でフックを持ち、反対の手で本に体重を掛けましょう。また体重を掛けすぎて、口幅が狭くなり過ぎないように気をつけてください。
最後はバスケットを用意して、フックを通すだけです。当然ですが、フックを通す穴の付いたバスケットを用意してくださいね。この穴を通すのにも、工夫が必要です。というのも、狭くした口では穴に入れることが出来ません。でも、口幅の広い方から入れると、簡単に穴を通すことが出来ますよ。
これでフックとバスケットを利用した、オリジナル小物入れの完成です。バスケットは、入れたい小物の大きさに合わせて選びましょう。たくさん入るからといって大きなバスケットを選ぶと、中で混ざってしまい取り出しにくくなりますよ。たくさん入れたい場合は、バスケットを複数用意するようにしましょう。
バスケットとフックを別々に用意しないといけないので価格は高くなりますが、それでも100円ショップでどちらも手に入るので、価格で困ることはないと思います。それならば、バスケットの色や形・大きさを自由に選べる今回の方法の方が、より便利で使い勝手も良いのではないでしょうか?
ロフトベッドや二段ベッド・システムベッドは、枕元に小物を置くスペースがあると本当に便利です。もし現在宮のないベッドを使っている人は、試しにこの小物入れを一つ使ってみてください。きっと追加で購入したくなると思いますよ。
今回は透明の横長バスケットを選びましたが、どんな色・形・大きさでも大丈夫ですよ
フックは普通のS字タイプではなく、片側が
まっすぐに伸びているタイプを用意しましょう
左が購入した状態、右が口を狭めた状態。幅の狭い方が、バスケットに密着します。
この状態で上から体重を掛けると、簡単に曲
がります。指の力ではなく、体重で曲げます
口幅の広い方から穴に通し、写真のように
なればあとは引き上げるだけでセット完了