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ロフトベッドを部屋に運び入れることが出来たら、いよいよ組み立て作業の開始です。大型家具の組み立てといっても、組み立て方法さえ知っていればそれほど難しい作業ではありませんよ。ただしそれは組み立て方法を知っていればの話で、組み立て方法を知らない人にとっては、手に余る作業になるかもしれません。
そこでここからは、ロフトベッドを安全・確実に組み立てるための注意点と作業方法について説明していきます。この方法を知っているかどうかで、作業の安全性や難しさが大きく変わります。ロフトベッドの組み立てに不安のある人は、ぜひこれから説明する作業方法を覚えて、組み立てに自信を持って欲しいと思います。
なお、組み立て方法の説明がよりわかりやすいように、今回組み立てるロフトベッドの組み立て説明図を下に掲載しています。画像をクリックすると拡大図を見ることが出来るので、説明の参考にご覧ください。
それでは、ロフトベッドの組み立て作業を始めたいと思います。まず最初は、組み立て説明図をよく見ることから始めます。どのパーツが、どの向きで、どのパーツとくっつくか、これを確実に覚えます。覚えたら組み立てに必要なパーツを選び、作業スペースに集め、各パーツを実際に取り付けていきます。
今回最初に組み立てるのは、寝床を両側から支える「柱」に相当する部分(組み立て説明図1番の部分)です。通常のスチールロフトベッドの場合、柱部分は最初から完成した形で送られて来るのですが、管理人が購入したロフトベッドは柱が木製なので、自分で組み立てる必要があります。
それでは突然ですが、ここで問題です。右写真のパーツが完成したロフトベッドの柱部分(サイドフレーム)になるのですが、一人で安全に組み立てるにはどうすればよいでしょうか? 二本の柱の間にスチールフレームが取り付けてあります。このフレームを安全に、一人で取り付ける方法です。
普通に考えると二本の柱を二人の人間が支え、さらにスチールフレームを別の人間が持ち上げ、そしてさらに別の人間が柱とフレームをネジ止めするのがもっとも安全な組み立て方になります。でもこの方法だと、四人も必要になりますよね。どうすれば一人で、安全に組み立てられるでしょうか?
答えの発表は、この次に続きます。ちなみに、二本の柱を壁に立て掛け、スチールフレームを自分で持ち上げながら、さらに自分でネジ止めするというのはダメですよ。この方法だとスチールフレームを落としたり、柱を倒してしまう危険性があり、とても「安全に」とはいえませんからね。
まず最初に作る、寝床を支える柱部分。
二本の柱を、スチールパーツで繋ぎます。
完成した柱部分。でもどうやって二本の柱の
間にスチールフレームを取り付けるの?
それでは、先ほどの答えを発表しましょう。答えはとても簡単、床に寝かせた状態で組み立てればいいのです。床に寝かせて作ればパーツを支える人は必要ないし、倒れたり落ちたりする危険もありません。パーツとパーツを合わせてネジで止めるだけなので、管理人一人でも安全に組み立てられます。
寝床を支える柱なので、ついつい立ったままの状態で組み立てることを想像してしまいますが、別に立った状態で組み立てる必要はないのです。組み立てた後に立てれば、それで済む話ですからね。こうした発想の転換さえ出来れば、安全・確実にロフトベッドを作ることが出来ますよ。
それでは柱二本を二つのスチールフレームでつなぎ合わせたら、もうワンセット同じ物を作りましょう。寝床を左右から支えるためには、同じものが二つ必要ですからね。最初に作ったものは邪魔になるので壁に掛け、空いた床で先ほどと同じようにもう一つ組み立てましょう!
ただし、ここで注意があります。それは壁にパーツを掛けるときは、かならず横に向けて(寝かせて)掛けること。最初の問題を出したときは、わかりやすいように縦に立て掛けていましたが、縦だと不安定で倒れる危険が高くなります。どのパーツを壁に掛けるときも、必ず横に向けるようにしましょう。
床に寝かせて作れば、持ち上げることなく一人
でも安全に組み立てを行うことが出来ます。
体が当たって倒れると危険なので、どの
パーツを置く時も、基本は横置きです。
寝床を支える柱部分(サイドフレーム)を組み終えたら、次は柱部分と寝床を実際にくっつける作業に入ります(組み立て説明図の2番)。スチール製のロフトベッドを購入した人は、この部分が最初の組み立て作業になると思いますが、実はこの作業がロフトベッド組み立ての最難関作業になります。
というのも、寝床は人間を乗せて余りある大きさ(約200x100cm)があり、そのうえ重量は10kg以上にもなります。これを同じく大きな二つのサイドフレーム(約180x100cm)に取り付けなければいけないのですから、どれだけ大掛かりな作業になるかお分かりいただけるかと思います。
それでは、再びここで問題です。ロフトベッドの寝床は、両側から柱となるサイドフレーム(柱部分)によって高い場所で支えられています。ちょうど右写真がその柱に支えられた寝床の写真になるのですが、はたしてこのロフトベッドの寝床パーツを一人で安全に取り付けるには、どうすればいいでしょうか?
普通に考えると、ロフトベッドの寝床は空中に浮いているので、誰かが持ち上げないといけませんよね。しかも重たいので、二人掛かりでないと危ないでしょう。それに左右のサイドフレーム(柱部分)を支えるのに二人必要だし、寝床とサイドフレームをネジで止めて回る人も必要なので、全員で五人も必要?
でも残念ながら、今この部屋には管理人一人しかいません。一体どうすれば管理人一人で、安全に寝床を取り付けられるでしょうか? 答えの発表は、この次に続きます。
先ほど作った柱部分で、寝床を支えます。
支える寝床は畳より広く、重量は10kg以上。
こちらは完成した写真。一人で寝床を持ち上げ
ながら柱を支えてネジ止めするのは無理です
それでは、先ほどの答えを発表しましょう。答えはとても簡単、ロフトベッドを横に倒した(寝かせた)状態で組み立てればいいのです。まずサイドフレーム(柱部分)を寝かせて、壁に掛けます。次に寝床を同じように寝かせ、倒れないように自分で支えます。あとは、サイドパーツに近づけてネジで止めるだけ。
言葉で説明するとわかりにくいですが、右写真を見るとすぐにわかると思います。サイドパーツを横にして壁に掛け、そこに横にして立てた寝床を近づけ、そのままネジで止めます。二つのパーツがくっつくと手を離しても倒れなくなるので、さらに残りのサイドフレームを寝床にネジ止めすれば完成です。
先ほど柱を組み立てたのと同じで、パーツを持ち上げようとすると人手が必要ですし、危険も高くなります。でも床の上に置いて組み立てれば持ち上げる人は必要ありませんし、最初から倒れているので落ちたり倒れる危険もありません。これで管理人一人でも、組み立てることが出来るようになります。
寝床は自分で支えるので、倒れる危険があるのではないかと思われるかもしれませんが、サイドフレームに近づけるときもネジ止めするときも、常に左手は寝床を掴んだままなので倒れる危険はありません。また壁に掛けたサイドフレームも、壁と寝床に挟まれていて倒れる危険はありません。
ただし、一度寝床を掴むと手を離せない(手を離すと倒れる)ので、ネジやレンチは必ず手の届くところに前もって用意しておきましょう(サイドフレームの上がお勧め)。離れた場所にネジがあると、手が離せず取りに行けなくなりますよ。また利き手が左ならば、右手で寝床を掴む立ち位置で作業しましょう。利き手を空けておいた方が、ネジ締め作業はしやすいですからね。
サイドフレームを横にして壁に掛け、そこに
横にした寝床を近づけてネジ止めします。
ネジ止めする場所の近くに前もってレンチと
ネジを用意し、すぐ締められるようにしておく
寝床とサイドフレームがくっついて、ロフトベッドらしい形になってきましたが、寝床の取り付け作業はこれで終わった訳ではありません。まだ、ロフトベッドを起こす作業が残っていますからね。床の上で横になったままでは、ロフトベッドとして使うことは出来ませんので、まっすぐ起こしてあげましょう。
でも、一人で作業をしていて大きなロフトベッドを起こせるの? そう心配になる人もいるかもしれませんが、まったく問題はありません。たとえば、中型バイクの重量は約200kgありますが、小柄な女性でもちゃんと起こすことが出来ます。それに比べてロフトベッドはたった50kg、とても軽くないですか?
ただし、バイクを起こすのにコツがいるように、ロフトベッドを一人で起こすのにもコツが必要です。といっても、特別な方法ではありません。要は、「重たい物を起こす」ためのコツで、皆さんも日常的に重たいものを「起こす・持ち上げる」ときには、このコツを使っているはずです。
では、ここで問題です。ロフトベッドを起こす正しい方法を、次の四つの中から選んでください。コツがわかれば、答えも簡単にわかりますよ!
1.右写真の赤○印を持って、手前から引っ張り上げる。
2.右写真の青○印を持って、手前から引っ張り上げる。
3.右写真の赤○印を持って、奥から持ち(押し)上げる。
4.右写真の青○印を持って、奥から持ち(押し)上げる。
皆さんが重たい物を持ち上げるときは、どの方法で持ち上げますか?
答えの発表は、次に続きます。
200kg近い重量のバイクでも、起こすだけ
なら小柄な女性一人でもまったく大丈夫!
手前から起こしますか? 奥に回って起こしますか? 赤○印と青○印、持つのはどっち?
それでは、先ほどの答えを発表しましょう。答えはとても簡単、4番の「青○印を持って、奥から持ち上げる」が正解になります。重たいものを起こすコツは、下から上へ持ち上げること。手前から引っ張り上げる方法は、自分が対象物より上にいないと意味がないので、1と2の方法では起こせません。
3番はロフトベッドが上がるほど手が届かなくなるので、現実的にこの方法で起こすことも出来ません。よって、消去法でも4番が答えとわかります。ちなみにバイクを起こすときも、手前から引っ張る方法では絶対に起こせません。奥から持ち上げ、ある程度起きたところで押し上げるようにして起こします。
ところがロフトベッドを起こすとき、引っ張り上げようとして失敗する人が多くいます。というのも、ロフトベッドを組み立てる際は手前側で作業をするので、起こす作業も手前側から行おうとしてしまったり、またロフトベッドが邪魔で奥へ移動するのが難しく、手前から引っ張り上げようとしてしまうからです。
でも手前側からロフトベッドを引っ張っても、ロフトベッドが自分の方向へズルズル引きずられて来るだけで、上に起こすことは出来ません。ロフトベッドを起こすときは、必ずロフトベッドの後ろ側に回り込んで、持ち(押し)上げるようにして起こしましょう。この方法なら、安全・確実にロフトベッドを起こせますよ。
なお、重たいものを持ち上げるときは、必ず重心を落とし、背中をまっすぐ伸ばした状態で持ちましょう。落とした小銭を拾うように、中腰で背中を丸めて持っても、力が入らないのでロフトベッドを起こすことは出来ません。しっかりしゃがんで背筋を伸ばし、全身の力で持ち上げる姿勢も大切ですよ!
奥側は狭いし、回り込むのも大変だけど、
手前から引っ張っても起こせません
こちらのサイトで、重たい物を持つときの
注意点について説明があります。
(リンク先 : AllAbout)
ロフトベッドはある程度まで起こすと、自分の力で立とうとします。重心点が倒れる方向から立つ方向に変わり、復元力が働くからです。つまり一番重たいのは、床から持ち上げる瞬間。床から離れると徐々に軽くなってゆき、ある点を越えると自分で立ち上がろうとして引っ張られるようになります。
この重心点が変わるとき、ロフトベッドが軽くなったからといって力を抜くと、急にロフトベッドに体を引っ張られて体勢を崩すかもしれません。下手をすると、頭をロフトベッドにぶつける危険もあります。重心点が変わるときは、ロフトベッドに引っ張られないように踏ん張り、最後まで慎重に起こしましょう。
さて、実はロフトベッドを起こすのに、もう一つ注意する点があります。それはロフトベッドを起こすのに必要なスペースです。倒れた状態のロフトベッドを起こそうとすると、床の柱(右写真の緑スリッパ)を支点としてロフトベッドが90度回転することになり、それまでのロフトベッドの高さ(寝床の横幅:約1m)分だけロフトベッドが前に進むことになります。
右の写真を見ていただくとわかるように、壁に近い場所で組み立て作業を行っていると、ロフトベッドの柱が下りてくるときに壁とぶつかる危険があります。これを避けるためには、ロフトベッドを起こしながら自分の体の方へと引っ張る必要があります。写真だと、柱が壁に当たる前に後ろへ引き戻す感じです。
ロフトベッドが前に進むということは、後ろに空きスペースが出来るということなので、前に進んだ分だけ後ろに引きずって戻せばいいということです。このとき床がフローリングだと、ロフトベッドを引きずると床に傷が付く恐れがあるので、柱にあらかじめ古布などを巻いておくと傷防止に役立ちますよ。
このまま起こすと、柱が壁に当たります。
後ろに引き戻しながら起こしましょう
管理人は柱の下にスリッパを敷いて、後ろに
引きずっても床が傷つかないようにしました
今回の組み立て説明では、安全・確実な組み立て作業を行うため、ロフトベッドを床に寝かせて作る方法を紹介しています。でもこの組み立て方法だと、ロフトベッドを寝かせるスペース+ロフトベッドを起こすスペースが必要となり、比較的広い作業スペースが必要となってしまいます(235x235cm以上)。
でも組み立てを行う人の中には、そこまで広い作業スペースを取れないという人もいるでしょう。そんな人のために、約半分(250x110cm)のスペースでロフトベッドの組み立てを行う方法も説明しておきましょう。ただし、この作業はとても危険なので、必ず二人以上の人数で作業をするようにしてください。
それでは組み立て方法ですが、サイドフレーム(柱部分)の作り方はこれまでと同じです。次の寝床を取り付ける作業では、まずサイドフレームを壁に(寝かさず)立て掛けます。そしてロフトベッドの寝床を床の上に置き、サイドフレームと取り付ける側を別の人に1mほどの高さまで持ち上げてもらいます。
次に立て掛けているサイドフレームを寝床側に倒し、寝床とサイドフレームのネジ穴の高さを合わせたら、そのままネジでくっつけてしまいます。この後寝床の反対側を持ち上げてもらい、残りのサイドフレームもネジでくっつけてしまいましょう。これでロフトベッドの寝床とサイドフレームの取り付けは完了です。
このように寝床を交互に浮かせることで、簡単にサイドフレームを取り付けることが出来ます。またロフトベッドを寝かせて作る訳ではないので、作業スペースも約半分で済むようになります。ただし、一人で作業をするとサイドフレームや寝床が倒れる危険があるので、かならず二人以上で作業をしてください。
持ち上げる人がいないので、伸縮棒で代用し
てます。人が持ち上げていると思ってください
柱部分を倒し、ネジで取り付けます。後は反
対側を持ち上げ、残りの柱部分を付けるだけ
今回の組み立て説明では、安全・確実な組み立て作業を行うため、ロフトベッドを床に寝かせて作る方法を紹介しています。この組み立て方法でもっとも気になるのは、ロフトベッドを起こすのにどれくらいの力が必要かという点ではないでしょうか。もしかすると起こせないかも、そう心配になりますからね。
そこで、ロフトベッドを起こすのに必要な力を実際に測ってみました。まずは床に寝かせたロフトベッドを起こすのに必要な力ですが、今回管理人が組み立てたロフトベッドでは23kgの重さを持ち上げる力が必要でした。ロフトベッドの完成総重量が約45kgなので、ちょうどその半分くらいの重量でしょうか。
50kgのロフトベッドなら、約25kgの荷物を持ち上げる力が必要と思います。25kgは小学2~3年生の平均体重に相当しますが、これくらいの子供を抱っこすることを考えると軽そうですよね。でも婦人用自転車が一台約20kg、灯油一缶約18kg、それよりまだ重いと思うとものすごく重そうです……。
女性の場合は筋力の低さ以上に心理的限界が低いので、実際には持てるはずの重量も持てないことが多いです。ですので、たかが小学生低学年くらいの重さと侮らず、10kgの米二袋よりも重いのだと気を引き締めた方がよいでしょう。とりあえず、身近なもので何kgまで持てるか試してみましょう。
ちなみに寝床を交互に浮かせて作る方法では、片側にサイドフレームを取り付けた後の寝床を持ち上げるのに、10kgの重さを持ち上げる力が必要でした。これなら確実に、一人でも起こすことが出来そうですね。持ち上げるのに力が必要なのは、最初だけです。ロフトベッドは起こすほど軽くなるので、最初に持ち上げることさえ出来れば、あとは簡単に起こすことが出来ますよ。
皆さんも、瞬間的に持ち上げられる限界の重さを調べてみてください。これがわかれば、ロフトベッドを起こせるかどうかもわかると思います。なお男性の場合は、自分の体重と同じ重さまでは持ち上げることが出来るはずですので、25kg程度のロフトベッドを起こすのに心配する必要はありませんね!
この状態から起こすのに、23kgの重さを
持ち上げるのと同じ力が必要です
この状態から起こすには、10kgの重さを
持ち上げるのと同じ力が必要です
組み立て作業の途中ですが、説明が長くなってしまったので、ここで一時中断をさせていただきます。
さて今回の説明では、ロフトベッドを組み立てるための作業方法をいくつか紹介してきました。まずは、組み立てるときは床に寝かせて作ること。床の上なら落ちたり倒れたりする危険はありませんからね。次に、パーツを壁に立て掛けるときは横向きに。縦に立て掛けると、倒れやすくて危険ですよ。
そしてロフトベッドを組み立てるときは、あらかじめ必要なネジやネジ締め道具をパーツと一緒にそろえておくこと。ネジを取ろうと部屋の中を動くと、壁に立て掛けたパーツに当たって倒してしまう危険もありますからね。一度ロフトベッドを組み始めたら、その場から動かず作業が出来るようにしましょう。
ロフトベッドを起こすときは、持つ場所・立ち位置・起こす姿勢をしっかり守ること。この三つさえ守っていれば、誰でも簡単に起こすことが出来ますよ。逆にこの三つのうちのどれが欠けても、ロフトベッドを起こすのは難しくなります。無理やりロフトベッドを起こすのではなく、安全・確実に起こせるようにしましょう。
またロフトベッドを起こす際には、ロフトベッドが前進することにも注意すること。ロフトベッドが壁に当たる前に、しっかり後ろに引いて当たらないようにしましょう。最後に、ロフトベッドが立つ瞬間に体が引っ張られないように注意すること。勢いよく起こすと体が引っ張られるので、ゆっくり慎重に起こしましょう。
あと組み立て作業を複数人で行う場合は、これらの方法を自分一人だけがわかっていても意味がありません。作業を行う全員が情報を共有していないと、一人で組み立てるより危険になることもあります。家族や友人に組み立てを手伝ってもらうときは、かならず事前に打ち合わせをしておきましょう。
(このサイトを直接見てもらう方が、わかりやすいかもしれませんね)
それでは以上の注意点をよく理解し、安全な組み立てを心掛けてください。
パーツはかならず横向きに置く。縦に立てて
置かない。組み立て途中のパーツも同じ。
これくらいの角度まで起こすと、急に体が引っ張られます。バランスを崩さないように注意。
以上、「ロフトベッドの組み立て開始」についてでした。今回の説明では、少しでも内容を覚えてもらえるよう、クイズ形式での説明にさせていただきました。この方がただ読み流すより、記憶に残るかなと思ったからです。たとえば、組み立てるときは床に寝かせて作業をするとか、ロフトベッドを起こすときは後ろ側から持ち上げる(押し上げる)という方法は、しっかりと覚えてもらえたと思います。
でも、横にした寝床を支えるときは利き手を空けておくとか、ロフトベッドを起こすときは床に傷が付かないよう柱に布を巻くなど、クイズの問題以外でも大切な作業方法を説明していたのは覚えていますか? 普通に読んでいるだけでは、結構読み流してしまいますので、しっかり「作業を覚える」と意識しながら読んでくださいね。
それでは、次はロフトベッド組み立て作業の後半を説明していきます。組み立ての最難関作業は終わりましたが、まだまだ組み立てで注意しないといけない点はたくさんありますので、しっかりと読んでくださね。