TOP > 二段ベッド・三段ベッドの選び方 > 違いと選び方3ページ
さて、二段ベッド・三段ベッドの違いと選び方の説明もいよいよ最後、二段ベッド・三段ベッドの仕様についてです。「仕様」とは、部屋の寸法に合うかとか、重量制限は大丈夫かなど、二段ベッド・三段ベッドの基本仕様についての確認のことです。いくら気に入ったベッドが見つかっても、寸法が合わなかったり、重量オーバーでは使えませんからね。
なお、今回も各説明に関係した写真とリンクを、右側に用意しました。より詳しい特徴について知りたい方は、右写真のリンクから実物商品の説明を見ることが出来るので、参考にしてくださいね。
それでは、仕様の説明をご覧ください。
1.ベッドの寝床寸法(ベッド内の寸法・普通はシングルと同じサイズ)
二段ベッド・三段ベッドの多くは、シングルサイズを基本にベッドサイズが決まっていますが、子供用ということでより小さなコンパクト寸法の二段ベッド・三段ベッドもいくつかあります。コンパクトサイズは狭い場所にも設置出来るというメリットがある反面、子供はすぐに大きくなるので長く使えないし、市販の寝具(シングルサイズ)だとサイズが合わないなど、デメリットも多くあります。
子供が小さいのも少しの間だけ。すぐに育って大きくなるので、二段ベッド・三段ベッドを選ぶ際には、設置面積が十分にあるなら出来るだけ標準的なシングルサイズから選ぶようにしましょう。
2.ベッド外寸法(ベッドを置く寸法・幅105cm長さ205cm前後)
ベッドを置く場所の寸法と、ベッド本体の寸法を比べて、設置に問題が無いか調べましょう。まずベッド本体の寸法が設置場所の寸法に収まるか、カーテンや扉の分の隙間は十分に確保されているか、天井までの頭上高さに十分なゆとりがあるかなど、縦横高さの三方向の寸法を調べてください。
もし天井の高さが低く、上段に空間的余裕がない場合は、親子ベッドも視野に入れて検討してください。縦横のスペースが足りなかったり、扉や他の家具と干渉する場合は、小型ベッドの方が良いかもしれません。ただし縦横の寸法が短い小型ベッドは、お子さんが大きくなると使えなくなってしまいます。小型ベッドを選ぶ際には、そうした欠点に注意しながら選んでくださいね。
3.耐荷重(ベッドの重量制限)
耐荷重とは、ベッドが耐えられる重量のこと。二段ベッド・三段ベッドの場合、ベッド一段に対して80~100kgが平均的な耐荷重となります。子供が使う二段ベッド・三段ベッドは親が添い寝をすることもあるので、ベッドの耐荷重は「子供の体重+親の体重」でなければいけません。二段ベッド・三段ベッドには、優れた耐荷重をアピールする製品があるのは、こういう理由からです。
という訳で、添い寝が必要と思われる年齢の子供がいる場合は、耐荷重にも気を配って二段ベッド・三段ベッドを選ぶようにしましょう。
4.予算(配送料や支払い手数料、組み立て費用も含めた予算)
いくら希望通りの二段ベッド・三段ベッドが見つかっても、予算をオーバーしていては購入できません。それに似たような種類・機能の商品で迷ったときなどは、価格も立派な製品選びの判断材料となります。ただし、購入する店によって配送料や支払い手数料、組み立てサービスを利用するなら組み立て料金も違うので、そういった関係費用も含めて予算を考えましょう。
以上、二段ベッド・三段ベッドの仕様についてでした。二段ベッド・三段ベッドは、部屋の中に置く家具の中ではおそらく一番大きな家具になると思います。部屋の寸法によっては、数センチの差で置ける・置けないが決まってくるかもしれませんので、ベッドと置く場所の寸法確認はしっかり行ってくださいね。
耐荷重に関してはどの二段ベッド・三段ベッドも似たような性能ですが、中には120kgの耐荷重を誇る頑丈なベッドも存在します。さすがにそこまでは必要ないと思いますが、重量制限が気になる方は丈夫な二段ベッド・三段ベッドを選んでください。
予算に関しては、やはり安ければ安いほど嬉しいのが本音だと思います。ですが同じ種類・機能のベッドでも、機種によっては価格が大きく違う場合もあります。また同じ機種でも、販売店によって価格が違う場合もあります。どの機種にするかと同時に、どこで購入するか決めるのも大切ですよ。
設置面積189x100cmのコンパクトサイズ
(リンク先:楽天)
ハシゴを置くスペースも不要のコンパクトさ
(リンク先:楽天)
耐荷重120kgの頑丈な二段ベッド
(リンク先:楽天)
標準的な二段ベッドで最安価格帯の製品
(リンク先:楽天)