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二段ベッドは欲しいけど、どうしても高い二段ベッドだと子供が落ちないか心配という方もいらっしゃるでしょう。そんな方には親子ベッドがお勧めです。
親子ベッドとは、スライドベッドやペアベッドとも呼ばれる低い二段ベッドで、少し背の高いベッドの下にスライド式のベッドが隠れています。普段は一台のベッドですが、スライドベッドを引き出せば二段ベッドに早代わり。ベッドが低いので落ちて怪我をする心配がなく、寝具の手入れも楽に出来ます。
とても便利な親子ベッドですが、その分デメリット・欠点も多いです。まずスライドを引き出す場所がなければ使えません。またキャスターでスライドさせるので、絨毯のような柔らかい床だと使いにくいです。スライドベッドは一回り小さく、シングルサイズの寝具が使えないものが多いし、足が短く低いので単独のベッドとしても使いにくいです。部屋を分割するのにも不向きです。
以上のように欠点・デメリットの多い親子ベッドですが、背が低くて安全性が高いというのは他の二段ベッドにはない大きなメリットです。小さなお子さん向けに二段ベッドを購入するなら、有力な選択候補になると思いますよ。
二段ベッドがどんなに便利でも、他の就寝方法と比べて長所・メリットが少なければ意味がありませんよね。でもご安心を。二段ベッドは他の就寝方法と比べても、たくさんの長所・メリットがあるんですよ!
まず床に布団を敷く生活と比べると、布団を上げ下げする必要がありません。朝の忙しいときにはとても助かりますよね。また寝床がすのこやメッシュの二段ベッドなら、床敷きの布団に比べてカビが繁殖し難く衛生的です。それに布団をしまう場所が不要なので、収納スペースも空いて部屋が片付きます。
でもこうしたメリットなら、普通のベッドでも同じですよね。しかし二段ベッドなら、ベッド一台分のスペースで二人眠れるので省スペースになります。また二台のベッドを一部屋に置けるので、兄弟姉妹そろって眠ることが出来ます。一人だと怖がって眠れない子供でも、二人一緒なら大丈夫! 特に下の子は上の子を真似たがるので、一人寝も早くできるようになりますよ。
逆に欠点・デメリットを考えてみると、床に布団を敷く場合は収納すれば部屋を広く使えますが、二段ベッドだと収納できません。また通常のベッドは落ちても怪我をしませんが、二段ベッドだと怪我をする可能性があります。また二段ベッドは背が高いので、寝具の手入れが大変という欠点もあります。
こうした長所と欠点を考慮したうえで、二段ベッドの購入を検討してください。
家族の人数に対して、部屋の数が足りない。荷物の数に対して、収納場所が足りない。これは多くのご家庭で、悩みの種になっていると思います。そんなときは、三段ベッドで寝る場所と収納場所を確保してみませんか?
たとえば小さな子供が二人いる、四人家族の場合。三段ベッドを使えば、最上段に上の子供、真ん中にお父さん、一番下にお母さんと下の子供という風に使えば、ベッド一台分のスペースで家族全員寝ることが出来ます。しかも布団をしまわなくていいので、押入れにも空きスペースが出来ます。
布団の上げ下げをしなくていいので時間にも余裕が出来ますし、ベッドをハンガーラック代わりに利用すれば、立体的な収納も可能になります。子供が三人いる場合は、四段ベッドという方法もありますよ。
ただこの方法唯一の欠点は、子供は寝返りが多いので、大人が一緒に三段ベッドで寝ると揺れや軋み音が結構気になることでしょうか。でも十分な睡眠スペースは取れるので、狭い布団に家族が固まって寝るよりも、広々と寝ることが出来ると思いますよ。