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買い物の鉄則、それは長所よりも欠点を納得した上で購入すること。これが出来ていないと、どんなに良い商品を購入しても必ず後悔します。でも、使ったことのある商品ならいざしらず、初めて購入する商品の欠点なんてわかりませんよね。そこでロフトベッドの欠点について、実際の使用感を元に説明したいと思います。
ロフトベッドの良いところだけではなく、ちゃんとデメリット・欠点も理解した上で、納得のいく買い物をしましょう。敵を知り、己を知らば、百戦危うからずです!
ロフトベッドの欠点として、「揺れるので怖い」とよくいわれます。あれだけの高さを細い足で支えていれば、確かに揺れると怖そうですよね。でも、実際のところはどうなのでしょうか? ロフトベッドは揺れるのか? 揺れないのか?
結論からいうと、「揺れるロフトベッドと、揺れないロフトベッドがある」になります。揺れないロフトベッドとは、柱やフレームが太く、横揺れ防止の補強棒や筋交いが入っている頑丈なロフトベッド。つまり、購入するときに頑丈な作りのロフトベッドを選べば、揺れる心配はないということです。ですがデザイン優先で補強の入っていないロフトベッドを選んでしまうと、揺れることになります。
では補強棒や筋交いの入っていないロフトベッドだと、どれくらい揺れるのか? もしお店で実物を見ることがあれば、ロフトベッドの柱を揺らしてみてください。少し揺れると思います。ですがこの少しの揺れ、実際にロフトベッドの上で体感するとかなりの揺れに感じます(本当は少ししか揺れてないのだけど)。たとえわずかといえども、やはり揺れるのは大きなデメリットといえるでしょう。
ということで、もし少しでも揺れると怖いという方は、必ず補強の入った頑丈なロフトベッドを選ぶようにしましょう。そうでないと、寝返りを打つたびにロフトベッドが揺れて、怖くて目が覚めてしまうことになります。逆に少しくらい揺れても怖くないという方は、どのロフトベッドを選んでも大丈夫でしょう。もちろん、頑丈なロフトベッドを選ぶ方が良いのは、いうまでもありませんが。
なお、いくら補強の入ったロフトベッドといっても、ロフトベッドの上で体重を掛けて激しく揺さぶると、やはり揺れます(特に体重の重い人ほど)。ここで「揺れない」と説明しているのは、あくまで柱を押したり、ロフトベッド上で寝返りを打った程度では揺れないというレベルなので、ご注意ください。ちなみに管理人は身長169cm・体重56kgですが、寝返り程度ではまったく揺れません。
普通のベッドなら気にならない揺れも、高い場所で寝るロフトベッドだと結構気になるんですよね。それと同じ事が、軋み音にもいえます。寝ているときに「ミシッ」という音がすると、なんだか不安になりませんか? 実はロフトベッドって、結構軋み音が出やすいという欠点・デメリットがあるのです。
ではこの軋み音、どれくらい大きいかというと、実は大きな音はしません。神経質な人でなければ、気にならない(わからない)レベルです。そういう意味では普通のベッドと同じで、音の大きさを心配する必要はありません。
そのかわり、頻繁に音が出ます。特に寝返りを打つときは、小さな軋み音が必ずすると思ってください。軋み音を減らすには、揺れの少ない頑丈なロフトベッドを選ぶことと、硬めのマットレスを使うことが重要です。本当に小さな音なのですぐに慣れると思いますが、気になる方は軋み音を少なくしたロフトベッドも販売されているので、そちらを選ぶのも良いでしょう。
あと最初にもいいましたが、軋み音がすると不安になります。これは高さに対する恐怖を、軋み音から感じるからです。ロフトベッドの揺れも、高いからこそ怖く感じるのと同じです。もしどうしても高いところが苦手で、軋み音や揺れに慣れそうにないなら、ロフトベッドの購入は考え直した方がよいでしょう。
なお管理人は、二階の窓から下をのぞくだけで怖くなるほど重度の高所恐怖症で、また小さな物音や揺れにもすぐ目を覚ましてしまうほどの神経質な体質ですが、今ではロフトベッドの揺れや軋み程度ならまったく気にせず安眠できるようになりました。慣れとは恐ろしい・・・・・(素晴らしい?)。