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ロフトベッドから落ちるのではないか? これは誰しも心配になることだと思います。もちろんロフトベッドが突然崩れて落ちることはありませんが、寝相が悪くて、寝ぼけて、ハシゴを踏み外して落ちることはあるかもしれません。そういう意味では、落ちるというのはロフトベッドの大きな欠点といえます。
では、ロフトベッド自体に危険はないのでしょうか? ロフトベッドには柵が付いており、落ちないよう設計されてはいますが、分厚いマットレスを敷くと相対的に柵が低くなりますし、寝相の悪い子供だと跳ね飛ばした掛け布団を踏み台として転がり落ちる危険性もあり、残念ながら完全に安全とはいえません。
このように、ロフトベッドには常に落ちる危険性があります。その確率は宝くじに当たるより低いかもしれませんが、ゼロではありません。ロフトベッドを購入するときは、こうした危険を理解した上で、自分は(もしお子さんが使うなら、お子さんは)大丈夫なのかどうかしっかり判断して決めてください。
特に寝相が悪くて落ちるのと、ハシゴを踏み外して落ちる可能性が高いので、出来る限り柵は高くて丈夫であること、出来ればハシゴではなく固定階段の付いたロフトベッドを選ぶのが良いでしょう。またロフトベッドに敷くマットレスも、低い(薄い)物を使うように気をつけてください。これでよほど寝相・寝起きの悪い人でない限り、ロフトベッドから落ちる心配はないと思います。
ちなみに管理人は、長年柵を外したロフトベッドで寝てます(危険なので、絶対マネしないで下さい)が、ロフトベッドから落ちたことはありません。頻繁に寝返りを打つにもかかわらず落ちないし、記憶がなくなるほど泥酔しても、翌朝にはちゃんとロフトベッドの上で寝てました。また、朝に弱い体質なのですが、寝ぼけてハシゴを踏み外したりしたこともありません。これも慣れでしょうか?
大きな家具を部屋に置くと、圧迫感があります。では、部屋を広く使えるようになるロフトベッドならどうかというと、さらに圧迫感があります。なにせロフトベッド、部屋に入る家具の中でも最大級のサイズですから・・・・・・。この圧迫感も、ロフトベッドの欠点・デメリットの一つといえるでしょう。でもこの圧迫感、部屋のコーディネート次第で大きく変わるって、ご存知ですか?
というのも、もともとロフトベッドは寝床を四本の柱で支えるだけの単なる枠組み、ロフトベッド自体にさほど圧迫感はありません。現に古いベッドを捨てて新しくロフトベッドを組み上げたときは、必ず部屋が広くなったと感じるはずです。ところが机を入れ、キャビネットを入れ、本棚、チェスト、その他いろいろ並べだすと部屋は窮屈となり、それに比例して圧迫感も増していきます。
つまり、ロフトベッドの圧迫感を作り出しているのは、ロフトベッド本体を含めた部屋のインテリアという訳です。特にロフトベッド下に多く物を詰めたり、周りに高い家具を並べると、一気に圧迫感が増します。逆に家具を減らし、残りも背の低い家具で統一すれば、圧迫感の少ない部屋作りができます。もし部屋の圧迫感が心配なら、部屋全体のコーディネートを見直してみましょう。
ただし、右写真のようにロフトベッド下を隙間なく収納として利用すると、これはもうコーディネートで対処出来るレベルではありません。ロフトベッドは圧迫感の塊となってしまいます。こうなると、背の低いロフトベッドに替えることで圧迫感を減らすか、もしくはこのまま圧迫感を我慢するしかありません。ロフトベッド下をどう上手く利用するか、それもコーディネートの範疇ですよ。
ちなみに低いカジュアルデスクに床座生活の管理人は、ロフトベッドから圧迫感を受けたことがありません。床上に座る生活だと、ロフトベッドは高すぎて目線に入らないからだと思います。あと、部屋の中に余分な家具を置かず、レイアウトも広く見えるよう工夫しているのがいいのかもしれません。部屋に置く家具が少なければ、圧迫感を感じない部屋作りは十分可能です。