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ロフトベッドの上段に登ると、部屋の中に新しい部屋が出来たみたいで、少し得をした気分になります。このまま寝るだけに使うのはもったいくらい、広くて贅沢な空間なのですが、人によっては違う印象を受けるようです。
それは、閉塞感。ロフトベッドの上段は天井に近く、周りを柵で囲まれているので、閉じ込められているような閉塞感を受ける人もいます。でも、ロフトベッドは寝る場所だから、電気を消して目をつむればそんなの関係ないんじゃないの? と思った人は、閉塞感を受けることはないでしょう。逆に、目をつむっても狭いところは苦しいと思う人は、ロフトベッドに向いていません。
もし生理的に狭い空間が苦手な人は、寝床面が1m前後の高さにある、背の低いロフトベッド(ハイベッド・ミドルベッド)をお勧めします。天井が広く空いていると開放感が生まれ、閉塞感が解消されます。それにロフトベッドから受ける圧迫感も少なくなるので、部屋全体の雰囲気も開放的になります。ただ、ロフトベッド下はかなり狭くなるので、使い道は限定されてしまいますが。
また先ほどもいったように、人間眠るときは電気を消して目をつむります。ですので、生理的に狭い場所が苦手な人以外は、閉塞感で困ることはありません。少なくとも自分の座高より高い位置に天井があれば、狭さを感じることもないし、ロフトベッド上で眠るのに支障をきたすこともないでしょう。そういう意味では、閉塞感はかなり限定的な欠点・デメリットといえるかもしれません。
管理人はこれまで四台のロフトベッドを使いましたが、三代目のロフトベッドは天井との隙間が60cmほどしかない、本当に狭い空間でした。それでも天井に頭をぶつけることもなく、快適に使うことができました。もともと狭い空間が好きだったからなのか、ロフトベッドで閉塞感を感じたことはありません。ちなみに現在のロフトベッドは天井まで85cm、かなり余裕があり広々です。
広いベッドですが、人によっては狭く感じる?
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ロフトベッドは高い場所で眠るので、窓際に設置すれば寝ながら外の風景を楽しむことも出来ます。マンションやアパートの高層階や、周りに建物のない一戸建てなら、きれいな夜景を見ながら眠りについたり、朝日の光で輝く街並みを見下ろしながら目を覚ますなんてこともロフトベッドなら出来ますよ。
ただし、ここで注意していただきたいのが、ロフトベッドから外の景色が見えるということは、外からも部屋の中のロフトベッドが見えるということです。照明を消して寝るときは部屋が暗いので外から見えることはありませんが、逆に照明をつけてロフトベッド上で本を読んだり、朝日が差し込む部屋でそのまま寝ていると、ロフトベッドにいるあなたは外から丸見えになってしまいます。
もちろんカーテンを閉めていれば外から見えることはありませんが、照明の位置次第ではカーテンに影が映るかもしれません。最近は物騒な事件も多いので、たとえ影でも出来る限り部屋の中の人の動きは外に知られないようにした方が良いです。ロフトベッドを使うときは外から覗かれることに注意し、もしカーテンに影が映るようなら遮光カーテンに換えることも考えましょう。
外が見えるという長所と、外から見られるという欠点を併せ持つロフトベッドですが、これはカーテンと部屋の明かりをしっかりとコントロールしていれば防ぐことの出来る欠点・デメリットです。ですのでロフトベッドで寝る際には、常にカーテンと明かりに気をつけるようにしましょう。