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「システムベッド」という言葉を聞いたことはありますか? なんだか全自動のロボットのようなベッドを連想されるかもしれませんが、残念ながらそういったベッドではありません。システムベッドとは、ロフト(二段)ベッドの下部分が机やチェスト・キャビネットなどの学習・収納家具になっていて、ベッド一台分のスペースで勉強と収納と睡眠という三点のメリットを並立させてしまうお得なベッドのことです(遊びも入れると四点?)。
子供部屋が狭いので少しでも部屋を広く使いたい、でもロフトベッドのような味気ないパイプベッドを子供部屋には置きたくない・・・・・・、そんな悩みを解決するのに最適なベッドがシステムベッドなのです。子供なら絶対に欲しくなるかっこいいシステムベッドの魅力を、メリット・デメリット含めてど~んと紹介します!
システムベッド最大の長所・メリットは、その省スペース性にあります。もともと何もなければ広い子供部屋も、学校の入学と共に勉強机や本棚・ベッド・チェストなどが用意されると一気に狭くなってしまいます。おまけに学年が進めば学校や習い事の道具が増え、部屋はより狭くなることに・・・・・・。
こんなとき役立つのが、システムベッドです。二段ベッドのようにベッドを高く上げ、その下に机やチェスト・ラックなど学習・収納家具を入れることで、家具で溢れる部屋を広く使えるようにしてくれます。ベッドなので布団をしまうスペースも必要なく、布団を敷くための場所も不要となりますよ。
ただ、ベッドを高く上げることでスペースの有効活用をするシステムベッドは、逆にその高さがデメリットになる場合もあります。たとえば、布団を干したり直したりするときには手が届きにくいです。小さい子供だと、誤って落ちる危険性もあります。また大きな家具なので圧迫感も生まれます。
ですので、布団を干したり直したりするとき、お父さんお母さん頑張ってください。子供が誤って落ちないよう、よく注意してください。ベッドが大きいのはむしろ子供にとって頼もしく見えるので、これは気にしなくても大丈夫です。
狭い部屋を広く使えるシステムベッドですが、小さな子供が使うには高すぎるのではないかと心配になる親御さんもいらっしゃるでしょう。そんなときは、背の低い(高くない)システムベッドも選べるんですよ。
背が低いといっても高さは1mほどあり、システムベッド下には机と収納家具が収められるようになっています。机や収納家具は自由に引き出して使えるようになっていて、付属の収納家具以外もシステムベッド下の空洞部分に入れて活用できるなど、家具としての自由度も高くなっています。
背が低いのでシステムベッドから転落しても大怪我にはなりませんし、寝具の手入れも楽に出来るようになります。また、システムベッドから受ける圧迫感も少なくてすみますので、部屋がより広くなったように感じられるでしょう。
省スペース性では背の高いシステムベッドに負けますが、家具としての自由度と収納性では背の低いシステムベッドも負けていません。どちらも魅力的なベッドですが、デザイン的な特性の違いもありますので、どちらのシステムベッドが良いかはご家族でよく相談して決めてくださいね。