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どのシステムベッドをどの店で買うか決まっても、まだ購入はしないでください。購入前に最後の確認があります。それは搬入路と配達日時の確認です。
搬入路とは、システムベッドを運び入れるルートのことです。システムベッドは分割された複数の梱包で届きますが、大きな梱包だと約210X105cm位の大きさになります。これだけ大きいと、狭い通路や直角の角、小さな扉、急な階段などは通れない可能性があるので、そういった通れない箇所がないか購入前にチェックしておく必要があるのです(通れなければ、当然購入できません)。
もし約210X105cmのサイズが通れない場合は、まず購入予定のお店にシステムベッドの梱包サイズを確認しましょう。もしかすると選んだシステムベッドの梱包サイズは、 もっと小さいかもしれませんからね。十分に通れるサイズならよいのですが、やはり大きくて通れないサイズだった場合は、残念ですがもう一度システムベッド選びからやり直しとなります(より小さな梱包のシステムベッドを選びなおしましょう)。
次に、配達日時の確認です。システムベッドの梱包は大きくて数があるので、部屋の中に置いておくと邪魔になります。ですので配達の日にちと時間を指定して、届いたらすぐに組み立てを始められるようにしましょう。配達の時間がわかっていれば、部屋を掃除して組み立てる場所を作ったり、友人に応援を頼むなどの段取りがしやすくなります。朝から待っていたのに届いたのが夜では一日が無駄になる上、次の休日まで保管する梱包が邪魔ですからね。
現在では多くの通信販売や家具屋さんで配達時間の指定が出来るようになっていますが、ときどき時間指定の出来ないお店もあります。大きな梱包を保管できる場所があるなら、組み立ての前日に配達依頼をすれば済みますが、部屋が物であふれて置き場所を確保できない場合は、時間指定の出来るお店に変更した方が良いかもしれませんよ。
メッシュ寝床タイプは、特に梱包が大きい
(リンク先:Yahooショッピング)
購入するシステムベッドの注文が終われば、配達の受け取りと搬入です。
まずは、システムベッドが届く前に組み立てる場所の確保をしましょう。システムベッドの組み立てには最低3畳、できれば4畳の広さが必要です。さらに梱包を置く場所にも1畳必要なので、出来れば5畳ほどの広さを確保してください。システムベッドを置く周りの家具を避難させ、広いスペースを作りましょう。
システムベッドが届いたら、受け取りと搬入です。運送屋さんは玄関前までは運んでくれますが、家の中までは運んでくれません。ですので一戸建ての二階に設置したい場合、自力で二階まで運ばないといけません。もし一人で上げるのが難しい場合は、家族や友人に応援を頼んでおきましょう。
またエレベーターのない高層階にお住まいの場合、運送屋さんと一緒に荷物を部屋のある階まで運ばなければいけないかもしれませんので、体力に自信のない方は家族や友人に応援を頼むか、有料の組み立て・設置サービスを頼んでおいた方がよいでしょう(運び込みも行ってくれます)。
ちなみにシステムベッドの梱包は一つ当たり10~20kgと重たく、5~10梱包くらいの数で届きます。ひとつひとつの梱包は大きく重たいですが、梱包を解いてパーツをばらばらに部屋へ運び入れれば、女性でも十分に持ち運び出来る重さになりますよ。
ただ、パーツを梱包から出して運ぶと、壁や柱に当たった際に傷をつけるかもしれません。ですので長い柱や大きな寝床板を運ぶときは、四隅をダンボールなどで覆って壁や柱に当たっても傷つかないようにしましょう。ダンボールは用意しなくても、梱包材のダンボールを千切ればいくらでも取れますよ(古い新聞紙を厚めに巻くのも有効です)。
システムベッドを置く部屋にパーツを運び終えたら、いよいよ組立開始です。
チェストやデスクも、かなりの大きさ
(リンク先:Yahooショッピング)