TOP > システムベッドの選び方 > システムベッド購入の流れ
システムベッドのパーツを部屋に運び終えたら、いよいよ組み立てです。
組み立てに必要な工具は用意しなくても、梱包に含まれています。組立図も一応ありますが、簡単な挿絵だけで説明文がない場合が多いので、パズルと思って組み立ててください。工作に慣れた人なら一人でも組み立て出来ますが、安全を考えると二人以上で組み立てた方がいいでしょう。
(ドライバーやペンチなどが別途必要な場合が、ときどきあります)
システムベッドの組み立てに要する時間は1~2時間ほど。組み立て前に、届いた商品と注文した商品が同じか、パーツやネジに欠品はないか、木製の場合はヒビや割れはないか必ず確認しましょう。組み立て途中で異常に気が付くと、中途半端に完成したシステムベッドをまた分解して元に戻さないといけなくなります。異常があれば、組み立てる前に即購入店へ相談しましょう。
組み立てが終われば、梱包材の後片付けです。かなりの量のダンボールと発泡スチロールが散乱するので、綺麗にたたんでゴミの日とダンボール回収の日に出しましょう。もしダンボール回収日まで保管しておく場所がないようなら、システムベッドの配達・組み立て日をダンボール回収日の前日にしておくのが良いでしょう(発泡スチロールは資源ゴミで回収の地域もあります)。
ちなみに家具屋さんの組み立てサービスを依頼すれば、システムベッドの搬入から組み立て、ダンボールの回収まですべて行ってくれます。時間の節約にもなるので、忙しい方や休日の少ない方にはお勧めのサービスです。
組み立てと後片付けが終われば、システムベッドに寝具をセットし、他の家具の配置を戻してすべての作業は完了です。実際にシステムベッドに乗ってみて、使い心地を確認しましょう。これまで使っていた布団やマットレスをそのまま使い続けるのもいいですが、システムベッド購入を機に寝具を新しくするのもいいですよ。
複雑なシステムベッドほど、ゴミは多く出ます
(リンク先:楽天)
説明が長くなりましたが、以上がシステムベッド購入の流れです。大きな家具なので、部屋の採寸やイメージ作りから始まり、商品選び・お店選び・搬入・組み立て・そして後片付けと、やるべきことはたくさんあります。ですが、流れを把握して一つずつ対処すれば、決して困ることはないでしょう。
まず最初に説明した「部屋のイメージを考える」ですが、システムベッドを使うのが子供であれば、木目のベッドを選んでいればまず間違いがないと思います。他の家具とも色が合わせやすいですし、色付きのシステムベッドを選んで子供が大きくなってからこの色は嫌だといわれるよりも良いと思います。
ただし、子供も中学生や高校生にもなると、部屋のインテリアに興味を持つようになります。当然ベッドにも関心が向くので、システムベッドだと子供っぽいので使いたくないと文句を言うようになるかもしれません。このときのために、システムベッドは出来る限りシンプルで、大きくなってからも使いやすいデザインのものを選んでおくのが良いでしょう。
システムベッドの中にはシングルベッドとして使えるものもありますが、わざわざシングルになるシステムベッドを購入する必要があるかは疑問です。すべての子供がシングルベッドが欲しいと言う訳ではありませんし、家族構成や住環境でシングルベッドが置けないご家庭もあると思いますので。ただ、部屋の模様替えの選択肢が増えるという点では、システム・シングル両方で使えるシステムベッドは魅力的だと思います(管理人は模様替え大好きなので)。
商品選びに関しては、インターネットと家具屋さんで(出来ればスーパーも含めて)システムベッドを見て、一番気に入ったシステムベッドを購入するのがいいと思います。もっとも良い購入時期は新入学準備のセール時期ですが、システムベッドがよく売れる時期だけに在庫がなくなるのも早いです。ゆっくりシステムベッドを選んでいると在庫がなくなり、入学の時期に間に合わなくなる可能性もあるので、あまりギリギリまで悩まないようにしましょう(これはランドセルや学習机を選ぶときも同じですね)。
組み立てに関しては、それほど難しくはありません。専用の高価な道具を使うこともないし、家族で協力すれば簡単に組み立てることが出来ると思います。ただ、輸入家具に多いのですが、組み立て図が挿絵だけで説明文がない場合があります。解説がないので、パズルだと思って組み立ててください。家族でワイワイ言いながら組み立てていると、結構楽しいですよ。
最後の後片付けですが、本当に大量のダンボールがゴミとして出ます。そのまま捨てるのはもったいないので、もし良ければダンボールで子供が入れる大きさの「家」を作ってあげてみてください。子供たちはものすごく喜びますよ! 詳しくは、「ダンボールハウス 作り方」で検索してみてください。
(発泡スチロールは使い道がないので、ゴミにしかなりませんが)
最後に、買い物は商品を選んでいるときが一番楽しいと思います。家族みんなで、いろいろ意見を出し合って購入するシステムベッドを決める時間を楽しんでください! 皆さんの買い物が上手くいきますよう、お祈りしております。
以上、「システムベッド購入の流れ」についてでした。これにて「システムベッドの選び方」についての説明は、すべて終了となります。ここまでの長文、読んで下さりありがとうございました。システムベッドには欠点も多くあるし、組み立てなどの面倒な作業もありますが、それに見合う多くの長所もあります。そうした良い点と悪い点を理解するのに、このサイトが皆様の助けになればこれほど幸せなことはありません。
さて、システムベッドとは直接関係はありませんが、ロフトベッドの組み立て方法を「ベッドの組み立て方」にて説明しています。ベッドの種類は異なりますが、システムベッド組み立ての参考になるかと思いますので、よろしければ引き続きご覧いただけると嬉しく思います。