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ウレタン系高反発マットレスの特徴と寝心地の違いについて紹介!

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違いその4.高反発マットレス

 ウレタン系マットレスの二つめは、高反発マットレスです。名前の通り、先ほど紹介した低反発とは正反対の性質を持ち、寝心地も硬めでしっかりと体を支えるマットレスになります。でも表面はウレタンなので柔らかく、低反発より少し硬い程度で肌当たりは悪くありません。ただし低反発ではゆっくりと体が沈み込むのに対し、高反発は中身が硬くてほとんど沈みません。

 つまり体を寝かせると柔らかい表面だけ少し沈みますが、中身は反発力が強くて硬いため、全体的に見るとほとんど沈まないという訳です。しかも表面は肌当たりが良く、体が痛くならないという優れもの。このため体圧分散には不向きですが、低反発では腰が沈みすぎてしまう人や、布団に似た硬めの寝心地を求める人にお勧めのマットレスとなっています。

 では同じように反発力の強いスプリングマットレスとはどう違うかというと、スプリングの「跳ねる」反発力に対し、高反発は発泡スチロールのような硬い反発力となります。そのためマットレスの上で跳んでも、スプリングのようにピョンピョン跳ねることはありません。表面こそスプリング同様に柔らかいですが、中身が詰まった感じの硬くて沈まないマットレスになっています。

 特徴としては、ウレタンならではの軽さが挙げられます。スプリングマットレスの場合は、薄型でも10~15kgほどの重さがありますが、高反発ならその半分の重さで済みますので、高い場所への上げ下げが簡単というメリットがあります。ただしウレタン素材は通気性が悪いというデメリットがあるので、汗かきのお子さん(二段ベッド・システムベッド)用マットレスとしては向いていません。

 マットレスを選ぶ基準は低反発と同じで、硬さ・密度・反発弾性率の各数値になりますが、数値が記載されている商品は残念ながら多くありません。まず硬さですが、140~200ニュートンで、数値が大きいほど硬いです。密度は25~50kg/m3で、数値が大きいほど中身が詰まっていてしっかり支えてくれます。反発弾性率は40~60%で、数値が大きいと反発力も強いです。

 マットレスを選ぶ注意点は低反発と同じで、数値ではなく実際の寝心地で選ぶようにしてください。高反発マットレスの場合、本当に硬くて沈まない商品が多いのですが、中には低反発ではないかと思うくらい柔らかく沈む商品もあり、寝心地は必ずしも同じではありません。高反発を謳う商品にも様々な種類があるので、必ず寝心地を試して購入するようにしましょう。

 それとマットレス選びで注意すべき、少し面白い(変な?)お話を。スプリングマットレスの説明では、体をしっかり支える方式を「面で支える」、体のラインに沿って支える方式を「点で支える」といいましたが、これがウレタンマットレスでは逆になります。低反発の体のラインに沿って支える方式を「面で支える」といい、高反発のしっかり体を支える方式を「点で支える」といいます。

 同じ「面で支える」・「点で支える」という言葉も、意味はまったく逆になりますので、もし店員の説明でこれらの言葉が出てきたら注意してください。


高反発の有名メーカー、マニフレックス
三つ折タイプの高反発もあります
(リンク先:楽天)


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