部屋を仕切るのにも使えるシステムベッドの長所と欠点について！

長所その５．システムベッドは兄弟姉妹だって使えます

　システムベッドは、本来一人っ子の家庭に向いたベッドです。というのも、兄弟姉妹がいる家庭なら、二段ベッドや三段ベッドなどの省スペースベッドを使うのが一般的ですからね。でも、兄弟姉妹のいる家庭でシステムベッドを使うのも、実はそれほど珍しいことではありませんよ。

　たとえば、子供部屋が二つある場合。二段ベッドを購入すると、子供が個室に移るとシングルベッドとしてしか使えません。でもシステムベッドなら、それぞれの部屋に移っても省スペースベッドとして空間を有効活用することが出来ます。また広い部屋（六畳＋六畳）を二つに分ける場合でも、背の高いシステムベッドを背中合わせに置いて、部屋を中央で仕切るという使い方も出来ます。

　ただし、十分な広さ（六畳以上）の子供部屋が二つあるなら二段ベッドを購入し、子供二人が個室に分かれるときにシングルベッドとしてベッドを分けた方が良いかもしれません。また六畳くらいの部屋を二つに仕切る場合は、システムベッドより二段ベッドで部屋を区切った方が広く快適に使えるかもしれません（部屋の形状によって、どちらが良いか変わりますが）。

　同じ省スペースベッドでも、家族構成や住環境によってシステムベッドが良いのか、それとも二段ベッド・三段ベッドが良いのか変わってきます。失敗のない買い物をするためにも、どちらが良いかじっくりと考えてくださいね。

二台並べれば、部屋を区切るのに使えます
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長所その６．システムベッドは階段付きも選べる

　背の低いシステムベッドも選べるとはいえ、やはり高い場所で眠ることに心配な親御さんは多いと思います。特にハシゴの上り下りはちょっとした油断で足を踏み外す危険があり、もっとも怪我をしやすい箇所でもあります。そこで上り下りを安全に行うため、階段付きのシステムベッドはいかがでしょうか？

　ハシゴと違って足場のしっかりした階段なら足を踏み外す危険もありませんし、仮に足が滑ったとしても尻もちをつくだけで済みます。ハシゴのように床まで転がり落ちる心配はありません。また階段には手すりも付いていて、小さな子供でも安全に上り下りが出来るように配慮されています。

　背の高いシステムベッドはもちろん、背の低いシステムベッドにも階段付きモデルは用意されていますが、ただ採用機種の数がほんのわずかしかないのが欠点です。また階段がある分だけ余計にスペースを取りますので、省スペースベッドとしてはこれも欠点になるでしょうか。

　でも子供の安全に配慮するなら、階段付きシステムベッドは良い選択だと思います。実際に楽天で売れているシステムベッドの上位製品でも、背の高いシステムベッドはどれも階段付きモデルです。それだけ子供の安全に気を配る親御さんが多いということでしょう。階段が付いているから絶対に安全とはいえませんが、少しでも安全に配慮するなら階段付きシステムベッドも検討されてみてはどうでしょうか。

階段が付いていれば、上り下りも安心
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